2012年11月29日木曜日

本校の教育方針(学校長取材より、その2)

みなさんこんにちは。金蘭千里中学校です。 

本日は、本校の教育方針についての2回目の記事となります。前回同様、記事は、 進学通信(2010年9月号掲載記事『校長名鑑』)より抜粋しました。 

<生徒主体の新校舎で基礎と総合力を育む> 

 今の子どもたちは、“国”という枠を越えて、グローバルな活躍をすることになると思います。そこで、目標を定めたときに、それを実践できる能力を身につけさせたいと考え、私が校長になってから、国際理解教育と情報教育を導入しました。イートン校・ハロウ校・ラグビー校というイギリスの私立名門校で行う海外研修には、私も毎年同行し、研修先の学校に直接さまざまな要望を出していますが、可能な範囲で対応してくれるので、徐々にプログラムが充実してきています。 

 日々の学習で重視しているのは、授業内容の定着です。そのために、毎朝20分のテストを実施しています。これは、中間・期末テストの代わりに行っているものです。範囲は授業2~3週間分と狭いので、きめ細かく指導できるうえ、結果をフィードバックさせることで次の授業がよりよいものになるというメリットもあります。さらに年に数回、国・数・英で学習の定着度を測る3教科テストも実施しています。
 
 2005年4月からは、新校舎での学習がスタートしました。体験学習のための特別教室、質問コーナーがある職員室、生徒同士、あるいは教員と生徒のコミュニケーションの場となるメディアブースなどもあり、まさに“生徒が主体になれる校舎”となっています。基礎となる教科学習を徹底しながら、人間力、コミュニケーション能力などの総合力を育みたいという本校の哲学を具現化した環境となっています。 

<生きるエネルギーと志を持つ国際人を育成> 

 本校が今後、より積極的に進めたいと考えているのは、OBを招いたキャリア教育です。まずは“金蘭千里というバックボーンがあるから、今がある”という話を通じて、本校で学ぶことの意味を考え、自分の意思で自分の生き方を描いてほしいと思います。長期的な目線で職業観を培うことができれば、大学は一つの通過点であり、社会に出てからも学ぶ意欲を持ち続け、自分で描いた人生を実現するために必要な総合的な力を着実に身につけられるはずです。実際に、中学1年から発達段階に応じてキャリア教育を実施しています。高校2年では、国際社会を舞台に働く外務省に勤めるOBなどの講演会を行っています。 

 進学校としての実績を持つ本校ですが、何よりも生徒たちには、“目標に向かって生きている自分”と“周囲に生かされている自分”がいるということを知る人間に育ってほしいと願っています。なぜなら、その両方の自分こそが、生きていく上での持続的なエネルギーとなり、現代社会、国際社会に適応し活躍するうえにおいても必要不可欠だと考えるからです。自然や両親から教えられることとは別に、学校には、このことを教える使命があると強く感じています。
 
 今もなお色褪せない建学の精神のもと、本当の意味での「生きる力」を備え、自分の気持ちをごまかすことなく努力できる、そんな人物を育てていきたいですね。
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2回に渡って、本校の教育方針について学校長の取材記事を通して紹介させていただきました。本校教育について関心を深めていただければ幸いです。 

今後とも、金蘭千里中学校、ならびに金蘭千里中学校ブログをよろしくお願いします。

2012年11月26日月曜日

バレーボール部公式試合と試合に向けた練習について

こんにちは金蘭千里中学校です。
 
本日は昨日に行われた本校(高校)バレーボール部の試合とそれにむけての練習について書かせていただきます。


昨日(11月25日(日))にバレ-ボールの公式戦が行われました。バレーボール部員はこの日の為に、数か月前から練習を重ねてきました。練習にはこの春卒業した大学1年生が手助けに来てくれる日もありました。ちなみに、男子のサッカー部でも、先週の土曜日に同じく大学1年生の卒業生が手助けに来てくれていました。いずれも自発的に助けに来てくれており、部活における絆の強さを感じさせてくれました。ちなみにその時、練習終了後の卒業生の写真も撮ったのですが、練習後ということもあり、かなり疲れた顔をしておりましたので割愛します。
 

この写真は昨日の試合で相手のサーブが来る直前の様子です。奥に顧問の教員の姿が見えます。また、応援席から撮影したのですが、そこでは、保護者の方や、教員、ベンチに入れなかった生徒たちから大きな声援が飛んでいました。
 

この写真は第二試合の様子です。点数は1対1になっています。試合の結果は後金蘭千里中学校・高等学校 生徒活動記録ブログに掲載しておりますので、ご確認下さい。
最後までわざわざ読んでいただき、ありがとうございました。

今年は子どもの肺炎が流行っているそうですね。どうぞ、お気をつけてお過ごし下さい。

2012年11月24日土曜日

高1 校外学習 鞍馬・貴船めぐり  with 紅葉だより 第3報

今週火曜日に、高校1年生が鞍馬寺と貴船神社へ出かけました。

・源義経ゆかりの鞍馬寺、そして和泉式部ゆかりの貴船神社を訪れ、歴史・文学・文化への造詣を深める
・お寺(Buddhist temple)と神社(Shinto shrine)の両方を訪れ、それぞれの参拝の仕方・中での振る舞い方を学ぶ

といったことを目的に、9時、京都の出町柳駅に現地集合をしました。

まず、叡山電車で鞍馬駅まで行き、その後鞍馬寺を参拝し、「木の根道」で昼食。貴船神社まで山道を降りていきます。

そののち、貴船神社を正式参拝し、本校卒業生(3期生)の禰宜の方のご説明を聞き、貴船川沿いの紅葉を楽しみながら叡電貴船口へ出て、出町柳で解散です。






当日はいたるところに紅葉狩りの人も見え、錦州の鞍馬を満喫されているようでした。

生徒の目には、楓の朱色がまだ映えていることでしょう。

なお、当日の様子については本校公式facebookにもアルバムとして載せてありますのでそちらもご覧下さい。

ちなみに、左(上)の写真は本校の紅葉です。

今後とも、金蘭千里中学校ならびに金蘭千里中学ブログをよろしくお願いします。

2012年11月19日月曜日

「外」で学ぶ ~中1・中2校外学習~

秋は何かと行事が多い季節です。教員にとっては慌ただしい季節でもありますが、生徒たちにとっては楽しい季節に違いありません。徒歩訓練が終わって間もない先週の金曜日、中1と中2が校外学習に行きました。

学校内で学ぶことは大切だ、と私たちは考えます。学校とは小さな社会であり、大きな社会に出る前に小さな社会で人間関係や社会常識を学ぶことができるからです。しかし、「井の中の蛙」になってしまうといけません。やはり「外」に出て学ぶこともとても大切なことだ、と私たちは考えます。

さて、中学1年生は、大阪歴史博物館へ行ってきました。

大阪の歴史に関する常設展だけでなく、特別展「ウクライナの至宝」も開催されています。

まず、館内の説明がありました。
 


その後館内の自由見学です。自由時間は2時間半もあったのですが、みんな熱心に展示に見入っていて、時間をもてあます生徒は見受けられませんでした。知的好奇心は学習の核となるものです。好奇心旺盛な多くの生徒たちを見て、何かほっとさせられました。

 

大阪歴史博物館からの景色も美しいです。奥に大阪城が見えます。


中学2年生は、天満天神繁昌亭KOKUYOのショールームへ行ってきました。
 

繁昌亭では、落語だけでなく、お囃子講座など普段見ることのできない裏方まで見せていただいて大変よい経験となりました。

実は本校の卒業生に落語家がいます。林家染雀さんです。今回の校外学習では、この染雀さんが落語解説などもしてくださいました。しかも舞台上に生徒をあげていただきました! 一人は太鼓の体験、一人は幽霊の演技指導を受けています。

 

KOKUYOでは、ユニバーサルデザインの商品に生徒たちも興味津々でした。針のいらないホッチキス、紙16枚もとめることができるのに簡単に外すことができるマグネット、落としたときに踏んでも刺さらないように針が隠れる画鋲など、商品開発の工夫や苦労まで聴くことができました。

 

生徒の感想に、こうありました。

「落語を初めて体験して、なんで今までこんなおもしろいものをしらなかったのだろうと思い、家族に『また今度、一緒に行こう!』と話しました」

生徒たちに様々なことを経験させ、人間としての幅を広げたい、と私たちは考えております。このような感想に接すると、校外学習の価値を再確認します。

今後とも金蘭千里中学校、ならびに金蘭千里ブログをよろしくお願いします。

2012年11月15日木曜日

本校の教育方針 (学校長取材より、その1)

みなさんこんにちは。金蘭千里中学校です。 

本日と2週間後の2回に渡って、本校の教育方針について学校長の取材記事を通して紹介したいと思います。なお、記事は、進学通信(2010年9月号掲載記事『校長名鑑』)より抜粋しました。 

<スポーツと野外活動を重んじる「私塾」「道場」> 

本校の教育方針は、45年前に、佐藤一男初代校長が提唱した建学の精神にあります。

第一に、魅力ある人間性と豊かな知識を持つ師匠に惹かれて弟子が集う「私塾」のような学びの環境をつくること。師弟関係の魅力は、先生と生徒が顔を付き合わせて切磋琢磨するところにあります。本校では1クラス30名という少人数制を実施することで、先生が生徒一人ひとりを大切にし、その人格をもって引っ張っていく、まさに私塾のような雰囲気を実現しています。
また同時に、己を鍛え、自主自立の精神を培う「道場」のような空気を帯びた学校でありたいとも謳っています。子どもたちが“ここで学びたい”と、自分で門を叩いて入ってくる道場であればこそ、厳しくても頑張れる。使命を自覚した教師のもとに、自らの意思で子どもたちが集まる。この関係性が、学校の根幹だと考えています。

第二に、スポーツを通した人間形成をすること。生徒全員がスポーツに取り組むことができる環境を整えており、男子はサッカー、女子はバレーボールを校技と定め、体育の授業で6年間、徹底して取り組みます。また、いろいろなスポーツに挑戦したいという生徒の要望に応え、数年前から、週3時間の体育の授業のうち1時間は選択制を導入し、校技以外の種目も選べるようにしました。(*選択制は高校のみで、中学は学校で種目を決定します。)

そして第三に、自然に触れ、たくましい生命力を養うこと。野外活動として、大山や乗鞍・上高地でキャンプを行っています。豊かな感性を育みながら、仲間と協力することの大切さ、親への感謝の気持ちなど、言葉では伝えきれない大事なことを、体験を通じて実感できる機会となっています。

私自身が、学生時代に“この人についていこう”と思える師に出会い、私塾さながらの少人数ゼミで学んだので、これらの建学の精神は、私自身が一番大切だと体感したことでもあります。社会のニーズや生徒の気持ちを汲み取りつつ、変化ではなく“深化”させながら、今後もこの精神を守っていきたいと考えています。
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この続きは2週間後です。また、お読みいただければ幸いです。 

今後とも、金蘭千里中学校、ならびに金蘭千里中学校ブログをよろしくお願いします。

2012年11月12日月曜日

中学入試説明会(17日(土))ご案内、20分テストの追試験のご紹介

こんにちは。金蘭千里中学校です。
本日は2つの内容についてお知らせします。

1. 中学入試説明会について

  11月17日(土)に中学入試の説明会が行われます。今年最後の説明会です。

  受付は13時30分からで、開始は14時です。

明会の内容については10月15日の記事を参照していただけたら、と思います。ただ、体験授業のメニューは前回から変更していますのでご注意下さい。「液体窒素を使った実験」は液体窒素で身近なものを凍らせる実験で、花や果物などを凍らせる予定です。「簡易分光器作成」、「英語で遊ぼう」、「サッカー」、「バレーボール」、「テニス」については前回の説明をご確認下さい。先着順でお好きなものを1つ選べますので、どうぞご参加下さい。なお、体験授業のメニューは当日変更する可能性もあります。ご了承ください。説明会の事前予約は不要ですので、皆様のご参加お待ちしています。

2.20分テスト追試について ~中1の数学を例に~
ご存じの通り、本校では毎朝20分テストを行っています。その20分テストの結果が芳しくなければ、生徒の理解度を高める為に放課後などに追試を行うこともあります。追試の多くの場合は、点数が基準点に満たない生徒を対象にしています。ただ、真面目な生徒は基準点を超えていても自発的に参加したりすることもあります。







写真は11月10日(土)に行った追試の様子です。熱心に解いています。
中学1年生の追試の内容です。20分でこれだけの量を解けるようになります。

最後までわざわざ読んでいただいてありがとうございました。
立冬を過ぎて、暦の上では冬になり、本格的に寒い季節になりましたね。どうぞ風邪に気をつけてお過ごし下さい。


2012年11月8日木曜日

紅葉だより 第2報

1週間前に生徒たちと箕面の山へ行ってきました。
それは既にブログでお伝えしました。

山の中でも、日当たりのいいところ悪いところ、冷たい風があたるところあたらないところ、などなどの様々な条件があって、紅葉の進み具合はそれぞれでした。また、木の種類によっても異なるのでしょう。

前回、学校の近辺にも、紅葉の名所がありますよ、と書きました。
今日はそのご紹介です。

これからご紹介する写真はいずれも朝7時過ぎに写したものです。
天気がいい日でしたから、朝日が眩しくて、素人にはなかなか撮るのが難しかったのですが、下手くそなところはご勘弁ください。

まずは、学校の近くにある国立循環器病センターの前を通る道です。

次は、生徒の通学路に、楓が朝陽に映えています。

これが圧巻、前の写真にあった信号から、阪大へ抜ける道の、紅葉のトンネルです。
秋が深まると、にわかカメラマンが出没する場所です。


地図でいうと、ここです。



お近くにお寄りの節は是非御覧ください。
よろしければ、学校まで足をお運びください。

次のお便りは、落ち葉が散る頃かもしれません。
風邪など召されませぬように。

2012年11月5日月曜日

歩いた距離は裏切らない

今年も、徒歩訓練が終わりました。この徒歩訓練が終わると、2学期も折り返し地点を過ぎたことを実感します。

本校の徒歩訓練とは、学年によって歩く距離は違いますが、約19キロから24キロのコースを錦秋の箕面を楽しみながら、そして班で協力しながら踏破する行事です。今年も、足をつった生徒の分の荷物を、同じ班の生徒が持って一緒に歩いてあげている姿が見受けられました。決して速さを競うものではありません。一斉に学校を出発して、協力し合い、ほぼ全員が同じような時間帯で学校に帰着するよう努力することが大切です。

当日は、全校生徒が学校を出ます。箕面山中が「学校」であり、先生の目が届かない状態で、生徒が活動していることになります。「正しい容儀で明るく挨拶」を校是としていますが、山中で初めてお会いする人と交わす挨拶、チェックポイントでの正しい容儀で受けるチェック、さらには、交通信号を守るなど、外の世界とのつながりを意識し、実践する行事でもあります。

タイトルの、「歩いた距離は裏切らない」は、数年前の中1が書いてくれた感想文のタイトルです。

マラソンの野口みずきさんの言葉、「走った距離は裏切らない」にならった題名です。その作文は、こう締められていました。

「学校に着いたときは疲労の余り、達成感さえ感じなかったが、しばらくたつとうれしさがこみあげてきた。きっと私たちの『歩いた距離』は私たちを裏切らなかったのだろう。しんどいとか、苦しいと思ったときに、もう一歩、半歩でも進むことがとても大切なことだと改めて感じた。」

今年も、自然から多くのことを学んでくれたはずです。

出発前。学校長からの講話です。

この写真のような自然の中を歩きます。

チェックポイントでチェックを受けている様子です。

学校に戻ってきました。学校の周りの木々も大変きれいです。
 
 
今後とも、金蘭千里中学校、ならびに金蘭千里中学校ブログをよろしくお願いします。

2012年11月1日木曜日

中2 アメリカ総領事館講演会開催

みなさんこんにちは。金蘭千里中学校です。
 
本日は、昨日行われました講演会についてお伝えします。 
 
本校では、キャリア教育の一環として様々な講演会を実施していますが、一昨年度より中2を対象に、駐大阪神戸アメリカ総領事館のご協力を得て、領事の講演会を行っていただいております。これは、国際社会で活躍するため、また将来の可能性を広げるための英語学習の大切さを理解してもらうのが主な目的です。 
 
今回は講師に、駐大阪神戸アメリカ総領事館広報担当領事で関西アメリカンセンター館長のGregory W.Kay 領事をお招きし、「異なる文化、人々の中でどう生きるのか ~外交官の仕事~」というテーマで講演をしていただきました。 
 
講演は、「なぜアメリカは日本に大使館や領事館を置いているのでしょうか?」、「日本には6つの領事館があります。さてどこにあるでしょうか?」、など冒頭からクイズを織り交ぜてのスタート、生徒は領事のお話に引き込まれていきました。講演は英語で行われますが、生徒はできる限り自分で聞き取ろうと努力をしている様子。本校の英語科主任が通訳をし、助け船を出します。 
 
「外交官はどのような仕事をしていると思いますか?」、「海外で勉強するとどのような発見があるでしょうか?」領事のお話は常に対話形式で進み、最後に、とても印象に残るお言葉をいただきました。"speak"  "go"  "make mistakes"  外交官になるためには、あるいは英語をマスターするためには、とにかく話してみる、外国へ行ってみる、間違えてみる(間違いを恐れない)ことが大事ですとのこと。 
 
質疑応答では、お忙しい領事のスケジュールぎりぎりまで生徒から様々な質問が続きました。生徒にとって、大きな刺激になったことは間違いありません。 
 
以下、写真を掲載いたします。どうぞご覧下さい。
 
司会進行役の英語科主任から、講演会の趣旨説明と講演者の紹介です。
 
領事の講演の開始です。表情豊かに生徒に語りかけて下さいます。
 
領事のお話はクイズを織り交ぜ、ジェスチァーも入ります。生徒も自然と引き込まれていきます。
 
英語科主任が通訳をしています。生徒は自分の聞き取りがどの程度正確であるかを確かめています。
 
約200席の視聴覚教室は満杯。領事のお話に聞き入る生徒達、中にはメモを取っている生徒もいます。
 
講演終了後、領事と共にカメラに収まる生徒達。きっと大きな刺激を受け、将来への夢も広がったことでしょう。

今後とも、金蘭千里中学校、ならびに金蘭千里中学校ブログをよろしくお願いします。