2017年6月28日水曜日

先生のたまご

こんにちは。金蘭千里です。

6月の16日から7月1日(大学によってはもう少し長く)のあいだ、教育実習生がやってきています。
授業の準備、授業、ホームルームや掃除などいろいろなことに取り組んでいます。今週は実習も佳境に入り、研究授業が目白押しです。生徒たちも自分と年齢の近い先生、しかも、この学校の先輩である実習生たちによくなついています。

よく、実習生が入ると勉強が遅れるとか、先生のフォローが大変などと聞くことがありますが、そんなことはありません。実習生がやったところもしっかり試験範囲にでき、授業もそのまま続けられるほどのことを教授してもらっています。それどころか、彼らのアイディアがとても参考や刺激になることもあるのですよ。

例えば、これは今年度の研究授業のトップバッターを切った授業風景です。ただし、研究授業ではなく、同じ内容のほかのクラスの写真になっています。



この日のテーマは日本の領土問題その1(北方領土)です。
歴史的な経過を丹念にたどります。

ほとんど(笑)の生徒が真剣にメモを取っています。

古い資料を丹念に読んでいきます。

ポーツマス条約時の国境線を確認しているところ

それを元に、国境線を確認します。拡大コピーの地図や、この、赤のマグネットは実習生のアイディアです。

初めはスローガンを考えるのに乗り気ではなかったのですが、最優秀賞5万円と聞くと
ちょっと乗り気になる生徒も。でも、入賞するのはなかなか大変そうです。

国境線が一度も北方領土よりも北海道寄りになったことがないことを確認したのち、4島返還のスローガンを考えてもらい、実際に応募します。
今年の実習は、毎回アクティブラーニングの要素を随所に取り入れてみました。

今度の土曜日の教員採用試験に臨む実習生も何人かいます。是非合格して、いい先生になって欲しいと思います。


本日も、ブログにお越し頂きありがとうございました。

2017年6月22日木曜日

高1自然研修

こんにちは、金蘭千里です。

先日行われました高1自然研修についてお伝えします。高校1年生は5月31日から6月3日まで乗鞍上高地に行っていました。

1日目は乗鞍までバスで移動しました。道のりは長く、およそ7時間ほどかかりました。
バス内の様子


途中のSAで昼食


一泊目と二泊目は休暇村にてお世話になりました。

お土産を買いに

休暇村の部屋

とりあえずアイス


2日目は畳平、一ノ瀬園地へと散策しました。

畳平

一之瀬園地


3日目は上高地へ移動。この日は雨が降ったり止んだり寒い日でした。

河童橋にて

夕食後、有志による発表があり大変盛り上がりました。
上高地のホテルにて夕食

本日のメニュー


有志による発表


4日目、自然研修最終日。最後の最後でお天気に恵まれました。


たくさん自然に囲まれて、とても充実した3泊4日間でした。
いつかまた来ることがあれば、思い出してほしいことと思います。



本日もブログにお越し頂き、ありがとうございました。

2017年6月19日月曜日

高島市森林体験学校

こんにちは、金蘭千里です。


中2 今津キャンプ2日目、
 高島市森林体験学校(「森林公園 くつきの森」)に行きました。
「森林公園 くつきの森」は、高島市朽木麻生の標高約200mから400mに位置する、
約150haの森林で、かつてのホトラ山や針葉樹の人工林が大部分を占める自然豊
か森を形成しています。

ユリノキ広場(くつきの森のシンボル)

クラスで2つのグループに分かれ、各グループにインストラクターさんがついて下さり、
 森の中を案内して頂きました。

 
 
アメリカ西海岸の海岸山脈に自生する、センペルセコイヤという樹です。
成長が非常に早く、世界一の樹高を誇る樹です。  
 
木の感触を体験しました!
 

樹皮はとても厚いですが、ゴツゴツした感触はなく、
触ってみると樹皮とは思えない弾力がありました。
 
「うわ~!変な感じ!」
 
「ロバのカラダを触ってるみたい!」
 
想像していたものと異なる感触に、
生徒達は皆驚いていました。


例年、今津キャンプは6月に実施されることが多く、梅雨の時期と重なり、
見れる植物が限られるそうなのですが、今回は5月ということで、
滅多に見れない植物に遭遇することができました!
 
  「キンラン(金蘭)」の花です!
 
花のつぼみや、咲いた花はすぐ動物に食べられてしまうそうで、
明日見れるかどうか、、、と、インストラクターさんが言われていました。
 
体験終了後、インストラクターさんから「キンラン」の花の写真を頂きました。
大切に教室掲示をしています。
 
 
滅多に見ることのできない、本校の学校名である「キンラン(金蘭)」の花の
出会いは、生徒にとって良い思い出の一つになったことでしょう。
 
 
 
本日もブログへお越しいただき、ありがとうございました。



 
 
 








2017年6月14日水曜日

今津キャンプ(中学2年生)

こんにちは、金蘭千里です。

5月25日(木)~5月27日(土)の2泊3日で中学2年生が今津(滋賀)にキャンプに行ってきました。

以下、3日間の主な行程です。

1日目
自然の家 到着
昼食
入所式
夕食炊事
夕べの集い
大営火の練習
就寝

2日目
朝食炊事
高島市森林体験学校
昼食
写真撮影
夕食炊事
夕べの集い
大営火
就寝

3日目
朝食
器材点検
退所式
学校帰着



写真にて様子をお伝えします。

校長訓辞

班長任命

携行品点検

サービスエリアにて

旗揚げ

炊事

旗降ろし
校旗


森林体験学校にて

大営火(室内)

クラスパフォーマンス

給養係

校長講評


2日目の自然体験については次回のブログで詳しくお伝えしたいと思います。


入学から6年間通して使用する体験ノートに生徒が感想を書きました。


「今年のキャンプでは1日目、2日目を通して炊事が速かったと思います。しかし、片付けが2日とも不十分だったので、早いだけではだめだと気付かされました。先生が仰っていたように、来年は速くきれいに片づけと炊事をしたいです。」

「今津キャンプで私はごはんを作ることの難しさについて学びました。1日目のカレー用のご飯を炊きすぎて、とても硬くインディカ米のようになってしまいました。でもカレーと一緒に食べたら何とか食べられました。」

「食べ終わった後の片付けも大変だったので、いつも母がやってくれていることはすごいと思いました。私はいつも食べ終わった食器を水につけるのを忘れてしまうので、自分ができることは協力しようと思いました。」

「大営火では滅多にみることのできない友達の姿や、先生のダンスや合唱等を見ることができて楽しかったです。」

「2日目の高島市の森林体験学校では、実際に見て触れた葉の紅茶を飲ませてもらいました。大きな木の周辺にタケノコのように突き出しているものが、木の根の先で空気を吸いこんでいるということを教えてもらう等、様々なことを体験し、学ぶことができました。」

「キャンプを振り返って思ったことは、全て一人では絶対に出来ないということです。クラスの友達がいなければ美味しいご飯は作れなかったと思うし、こんな充実したキャンプにならなかったと思います。友達っていいなぁと思いました。」

本日もブログへお越しいただき、ありがとうございました。

2017年6月12日月曜日

雑談

こんにちは 金蘭千里です。




 「我惟う,故に我在り」の言葉で有名な近世哲学の父ルネ・デカルト(15961650)は偉大な数学者でもありました。彼は数学においても後世に多大なる影響を与えました。

 

デカルトの数学における業績で最も有名なのが「座標幾何」を創始したということです。  x座標,y座標のことを彼に敬意を表してデカルト座標ということもあります。

 

 今では当たり前過ぎてかえって有難味がわかりにくいのですが,
 
    「次元の障壁をなくした」
 
 ということは数学の発展のためになくてはならなかったでしょう。
                   

例えば, x^3+x^2+1(注.a^n a n 乗を表す LaTex など数式ソフトで用いられる文法記号)という式は今日では当たり前に取り扱いますが,デカルト以前は許されませんでした。

 

x^3 は長さを3つかけたので体積を表す数,x^2 は長さを2つかけたので面積を表す数。「体積」と「面積」と「長さ」を足すなんてとんでもない,という訳です。

 

x^3+x^2×1+1^3 x^2+x×1+1^2 のように次元を揃えてからでないと足し算引き算は許されなかったのです。

 

 x^3x^2のように累乗を指数を用いて表すことを始めたのもデカルトです。実際にはもっと複雑な記法が用いられていました。

  

「数足す数」や「数引く数」は「数」である。「数かける数」も「数割る数」も「数」としてエエやんか,ということを最初に指摘したのがデカルトなのです。

 

 

 

 

彼は上の図を用いて2数の積と商も数であることを説明したのです。

 

デカルトは私の最も好きな数学者です。次の森の話は大のお気に入りで毎年のように話していたので,何度か同じ話を聞かされた生徒諸君もいて気の毒でした。「またか……」というような顔をしていましたが,「森で迷ったらどうする?」という問いかけには私の代わりに答えてくれました。

 『どこかの森に迷いこんだ旅人たちは,あちらへ向かったりこちらへ向かったりして迷い歩くべきでなく,いわんやまた一つの場所にとどまっているべきでもなく,つねに同じ方向に,できるだけまっすぐに歩むべきであって,その方向を彼らに選ばせたものがはじめはたんなる偶然にすぎなかったかもしれぬにしても,少々の理由ではその方向を変えるべきではないのである。というのは,こうすることによって,旅人は彼らの望むちょうどその場所には行けなくとも,少なくとも最後にはどこかにたどりつき,それはおそらく森のまん中よりはよい場所であろうからである』  

                   デカルト「方法序説」第三部より

 

 


本日もブログにお越し頂きありがとうございました。

2017年6月6日火曜日

相手を気遣う心を養う

こんにちは 金蘭千里です。


さて、いきなりですが、ここで問題です。


「○○くんのお姉さんはニューヨークに留学している彼に電話をしたいのですが、彼は現地時間の午前8時に学校に行き、午後6時に帰宅します。電話がかけられる時間は日本時間の何時から何時まででしょうか?ただし、サマータイムは考えないものとします」


 最近はカリキュラムや担当学年の都合でなかなか出題する機会がないのですが、
中学生に時差の勉強をするときに、飛行機の所要時間の計算のほかにこのような問題を必ず解かせていました。「○○くん」のところには大抵、その年の学年主任や生徒に人気の若手の先生の名前を入れたものです。


 その前に、時差ってなんですか?という人のために簡単に申しますと、
地球は西から東へ自転しているために、太陽の当たる部分(=昼)と当たらない部分(=夜)が生じますが、この、自転による地域ごとの時間のずれを時差と言います。地球は約24時間で一周しますから、360°÷24=15°、つまり、1時間の時差のあるところは経度でいうと約15°離れているところにあるということになります。実際には国境の都合や国の政策などでこの通りにはいかないのですが、それでも大まかに何時間の時差があるかを計算することができます。そして、自転で西から東へまわっているということは、地球からみると東から西に順に時間がたっていく、つまり、一日の始まりは日付変更線の東から順にやってくるということになります。


 さて、冒頭の問題ですが、ニューヨークと日本の時差はニューヨークからの経度差を計算すれば何時間違うか分かることになりますね。日本は東経135°の明石を通る標準時を採用しており、ニューヨークは西経75°の標準時を採用していますから、日本とニューヨークの経度差はロンドンを通るように計算して、135+75=210、210÷15=14 ということで14時間の時差(もちろん日本の方が早い)ということになります。
 したがって、お姉さんの彼氏が登校するときの日本時間は、同じ日の夜10時、帰宅時間は翌日の朝8時ということになりますが、彼が在宅しているときにしか電話をかけられませんから(今なら国際通話の携帯もありますが当時は一般的ではなかったので)答えは夜の10時から朝の8時までの間ということになります。


 生徒たちも難しいと言いつつも一生懸命計算し、そしてこの答にたどりつき、あるものは得意げに、あるものは、計算合ってるかな?と自信なさげに答えます。でも、まだ私の出題の真意に気付く者はいません。
 そこで「計算は合ってるけど、本当にその時間帯に何時電話してもいいかなあ?」と聞きます。
大抵の生徒はまだ、質問の意味が分からないのですが、中にははっと気づく子もいます。


 さあ、皆さんはお気づきになりましたか?この問題の解答は、確かにテストの問題の解答としては、午後10時から翌朝8時までということにはなるのですが、いくら淋しいからと言って思い立ったときに電話したらどうなるでしょう?また、間の悪いことに、電話することを思い出すのは昼休みだったり、放課後だったりしますから、ニューヨークが夜中の2時だったり、早朝だったりするわけです。一度や二度ならともかく頻繁だったら、二人の関係がぎくしゃくしても不思議ではありません。
 私は、この問題をただ計算するだけでなく、実際の生活に引き付けて相手を思いやるということを考えるチャンスにしてほしいと思って解いてもらっていました。今なら固定電話やメールだけでなくスカイプやチャットもありますから彼が登校中のうちの数時間も連絡可能な時間にカウントされるかもしれません。それでも、勉学にいそしむ人の邪魔をするようなことのないような配慮ができる人にまた、今でも決して安くはない通信費のことを気遣えるような人になって欲しいと思います。
 これは、ほんの一例ですが、授業の中からでも学習以上のことをも学ぶ機会になって欲しいといつも願っています。










本日もブログにお越し頂きありがとうございました。



2017年6月2日金曜日

初めてのキャンプ


こんにちは、金蘭千里です。


中学一年生は、5月25日~27日に初めてキャンプに行きました。
場所は、吹田市自然体験交流センターです。

1日目 あいにくの雨で予定は大幅に変更になりました。

出発前

班長任命

荷物確認

いよいよ出発!


到着後、昼食

炊事開始。釜場担当。

慣れない包丁を頑張って使っています。食材担当。

カレー、上手に出来ました!


2日目 晴れました。今日の山場はテント設営とテント泊。

朝食

テント設営

炊事

豚汁、上手に出来ました!


片づけもしっかり行います


3日目 帰る準備と徹底した掃除を行います。

テントたたみ

朝食

帰る前にテントのたたみ直しや、使った場所の掃除。
「来たときよりも、美しく。」

早く終わった班員が他の班を手伝っています。

帰り道

更衣後、教室で昼食。 

 初めてのキャンプ、慣れないことばかりでぐったり疲れて帰って行きました。


本日もブログにお越し頂き、ありがとうございました。