2017年9月21日木曜日

出前授業

こんにちは、金蘭千里です。

先日高校一年生対象に行われた、千里ライフサイエンス振興財団主催の出前授業についてご紹介します。

これは毎年、様々な分野の専門家でいらっしゃる大学の先生をお呼びして、お話をして頂くものです。今年は「有機EL、有機太陽電池~有機エレクトロニクスの魅力~」という題目で大阪大学大学院工学研究科の中山健一先生にお越し頂きました。


まずはじめに、中山先生の研究室の紹介、有機エレクトロニクスとは何かというお話の後、少し大学の難しい学問的なお話をされ、実際の研究現場について話されました。

最近、大手電機メーカー各社から大型有機ELテレビが発売され、ますます普及していくであろう有機EL。有機EL(有機EL素子)とは、有機分子を半導体材料として用いて電気を流すことで発光するデバイスのことをいいます。通常、半導体材料はシリコンなどの無機物が主流でしたが、最近では紙やプラスチックなどを構成している有機物でも半導体材料として利用できるようになってきました。


一般に有機物は無機物と比べて柔らかいため、ディスプレイにするときにとても薄いペラペラなものにできたり、溶かすことが簡便なためインク化して回路そのものを印刷できたりと、非常にフレキシブルな使い方が可能です。

お話される中山先生

中山先生は、何種類も存在する有機分子から最適な組み合わせを探し出し、素子にして性能を評価する研究をなされています。研究には地道な努力と忍耐が必要で思った通りにいかないことが多々あるそうです。生徒たちの中から将来、研究者になる者もきっといることでしょう。文理選択を控えた彼らにとってとても良い刺激になったことと思います。


本日もブログにお越し頂き、ありがとうございました。